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あれやこれやそれやどれや。何でも書こう。
by sunrizeasahi
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イングリッシュ・ペイシェント


人は必ず死ぬ。

 不意な死。
 幸せな死。
 自分で場所を選べる死。
 愛する人と共に歩む死。

 俺たちが住んでいる今の物騒な世の中では、事故や他殺などで不意に死ぬことがある。けれど、戦争の時代なんかに比べるとそんな不幸な死はきっと少ないだろう。

 この映画で「死」についてすごい考えさせられた。
 そして小学生の時の友達の不意な死について思い出さされた。

 誰だって不幸な死はしたくない。けれど戦争の時代では何が起こるかわからない。ついさっき話していた友が地雷を踏んで亡くなる。祝って飲んでいる最中に爆弾が起爆する。こんな不意な事故が起こった時、誰に責任を押し付ければいいんだろう。

 おれは自分を責めた。あの時おれが話しかけていればあいつは生きていたって。けど悔やんでも悔やみきれない思い。脳裏に焼きついているあの光景。
この映画を見て、またあの頃の後悔の念がぶり返してきた。

 自転車で出かけていく友に大声で話しかけていたら、彼も今頃21歳になって人生を楽しんでいたんだろうなって。そしたら一杯飲みに行って、一緒に楽しい時間を共有できたんだなって。

 俺の中で「死」と後悔は隣り合わせになっている。誰かが死んだら悲しむ人の中には必ず後悔している人もいる。彼の「死」で俺は悲しんだ。だがそれ以上に俺は自分の過去の行動へ後悔した。
 けど、もうこれ以上自分の行動に後悔なんてしたくはない。だから俺は一生懸命生きるんだ。

彼の分まで生きるんだ。

by sunrizeasahi | 2005-02-16 14:10 | 書評
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